建礼門院隠棲のゆかりの地~「大原 寂光院」


       これから台風5号の影響を受ける方々は十二分にお気を付けください
       こちらでは一時、大雨、暴風警報と避難準備が出ましたが、こちら方面に進路があるのかと
       思っていたら、滋賀・福井県境の揖斐川町を北上して、福井県に行き、結局、こちらには
       来ませんでした
       一時的に大雨、風も強い時間帯がありましたが、大したことなく幸いでした


       寂光院は、聖徳太子が父、用明天皇の菩提を弔うために建立したと伝わるお寺で、代々尼僧が
       住職を務められていて、厳しい修業で知られる天台宗のお寺です
       山号を清香山と称し、寺号は玉泉寺で本尊は地蔵菩薩

       平安時代末期、壇ノ浦の戦いで平家は源義経率いる源氏に敗れて、その際に安徳天皇
       入水をします
       その後、安徳天皇の母であり、また平清盛の娘である建礼門院がこの地に閑居しました
       白河法皇もその建礼門院のもとを訪ねますが、その様子は平家物語にも描かれています
 
       そんな由緒ある寺院が平成12年の放火のため、本堂が消失してしまいました
       そのニュースをテレビで知った時にその5年位前に訪ねていたのでショックでした

                            
                            「寂光院放火事件とは?」
       この本堂は淀殿の命で片桐且元が慶長年間(1596~1615年)再興したものであったが、
       平成12年5月9日の放火で焼失してしまいました(犯人未逮捕のまま平成19年に公訴時効成立)
       この火災の時に、本尊の地蔵菩薩立像(重文)も焼損し、堂内にあった徳子と阿波内侍の張り子像
        (建礼門院の手紙や写経を使用して作ったものという)も焼けてしまいました
        現在の本堂は平成17年6月に再建されたものです
                           


                             「寂光院(じゃこういん)」
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                 寺号額の許可は得ましたが、本堂内分は写真禁止です
                  寂光院のご本尊様は六万体地蔵尊で下記ご覧下さい
                        http://www.jakkoin.jp/rekishi_.html
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「千年の姫小松」
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「汀の池(みぎわのいけ)」
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「雪見灯篭」
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「孤雲(こうん)」
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社務所等」
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