”木曽はすべて山の中です”~馬籠宿/陣場上展望台から



    この馬籠宿(まごめ じゅく)には、もう10回以上来ていると思います
    今回はこの展望台側の駐車場に止めたので、馬籠宿の坂道の上から降りて行きます

    馬籠宿の上の入口から上がったところに「馬籠 陣場上展望台(じんばうえ てんぼうだい)」があります
    この展望台は、山口村が中津川市越県合併した時に出来たものです
  
    戦国時代の天正12年(1584年)の「小牧、長久手の戦い」で徳川家康方の連合軍がここから5分に
    あった”馬籠城攻め”の為に陣を張った「史跡・陣場」がすぐ下りたところにあるので、「陣場上」です

 
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       敷地内には島崎藤村の小説「夜明け前」の一節を記した看板や石碑が建てられている他、
       東屋も設けられているので、街並み散策の合間に休憩所として利用するのにも便利です
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           展望台からは恵那山( 海抜 2,192m )を含む、木曽山脈最南端にある山々の
           美しい景色を、眺めることが出来ます 
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「恵那山(えなさん)」
恵那山と言えば、全国5位の全長の中央自動車道・恵那山トンネル(全長約8.5km)が通っています
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島崎藤村作の「藤村いろは歌留多」から~”玩具は野にも畠にも”
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島崎藤村の筆による「心を起さうとおもはば先づ身を起せ ニィチェの言葉より」の碑
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馬篭陣場 海抜653m」
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越県合併記念碑」
島崎藤村の「夜明け前」の「あの山の向うが中津川だよ 美濃は好い国だねえ」も刻まれています
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中山道馬籠地区保存に関する決議」
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島崎藤村の父・正樹の長歌反歌の自筆による歌碑で、生まれ故郷の木曽谷神坂を讃えているもの
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上の石碑に書かれた長歌反歌の解説
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この日の恵那山は山頂に雲がかかっていました
                                        
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下の建物が馬籠宿・・・正面の電柱の先っぽ下に中津川市内を眺めれます
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妻籠宿、飯田方面
木曽は山の中というのが、良く分かる風景ですね
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この道を峠を超えて7.6kmで、次の宿である「妻籠宿(つまごじゅく)」に着きます
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「高札場(こうさつば)」
法度・掟書、罪人の罪状などを記し、人通りの多い所に高く掲げた札を掲げた場所のことです
当時の場所に忠実に復元してありますが、その内容は正徳元年(1771年)の記録のものです
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「恵盛庵(けいせいあん)」・・・蕎麦屋さんです
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明日から、馬籠宿の町並みに入って行きます