コンクリート石像作家・浅野祥雲の世界~五色園・その1

 

    最初に行った南知多町の寺院がもう一つありますが前回の浅野祥雲先生繋がりで、この五色園
    先にして、その記事は後日にしたいと思います

    再び、知多半島の有料道路で名古屋に出てそこから地道で「五色園」のある日進市まで来ました

    「五色園」とは、愛知県日進市にある日本で唯一の”宗教公園”です
    公園内にある「大安寺」は浄土真宗系の単立寺院で、昭和9年に、森夢幻(後の大安寺初代管主)が、
    多くの人の助力とともに建設したもの。に正式名称が「宗教法人五色山大安寺」となりました

    園内に親鸞の教えを視覚的に感知させることを目的とした塑像が多数配されていて、大安寺本堂や
    五色園墓地、宿坊などがあります


    ここにある塑像の作者こそ、コンクリート石像作家として知られる浅野祥雲先生
    それがここへ来た目的です
    像は広大な20万坪の敷地のあらゆる場所に配置してあり、多数が展示されています 

    前回の軍人像とは同じ浅野先生の作品とは違う印象です  

    像は親鸞聖人の生涯を再現する等身大の像や、歴史的な場面などを再現していたり様々ですが、
    宗教公園ということで僧や不動明王尊など寺に関わるものが多いようです



        名古屋在住のフリーライターで、珍名所探訪と浅野祥雲研究をされている大竹敏之氏が

        「浅野祥雲作品 再生プロジェクト」を立ち上げて、修復、保存に尽力されています

                     その活動、浅野祥雲作品が下記でご覧出来ます
                     http://asanoshouun.com/event/
                     http://asanoshouun.com/



                                          「五色園案内図」・・・見にくいので拡大して下さい
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「本堂」
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                                                              「宿坊・寺務所」
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                       五色園を作った「森夢幻和尚の像」
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                          「日野左衛門門前石枕」
          金貸しで人間不信の日野左衛門は、 吹雪にあい一夜の宿を借りようとした親鸞
          無下に追い返してしまう
          しかたなく軒先にあった石を枕に休む親鸞であったが 夜中、 左衛門は夢枕に立った
          観音様にそのことを戒められ親鸞を家の中に招き入れた日野左衛門は熱心な信者と
          なったという話し
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                          「楠木正成・正行(桜井の別れ)石像」
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                            「夜盗耳四郎聞法の場」
       放火・殺人・強盗など極悪非道の限りを尽くした耳四郎は、忍び込んだ屋敷で、偶然法然
       法話を耳にし感銘して、これまでの罪を告白し、救いの道を求めました

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 しかし、その後、念仏を唱えるようになったが どうしても盗人家業だけは止められない
 そんな耳四郎を、盗人仲間は酒を飲ませて殺そうと企てうとしました

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 何も知らず酔って寝てしまった耳四郎に仲間の刀が振り下ろされようとした、その時に   
寝ていたはずの耳四郎の姿は金色の仏さまに変わっていたというは話しです
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