嵯峨野の落柿舎(らくししゃ)へ行く



         再び、古都・京都に戻って、29日で終わろうと思っています
         28日まで作成しましたが、ひょっとすると30日まで掛かりそう・・・


         龍安寺の山門を抜けて、住宅地を通り、嵯峨野へ行くために龍安寺駅まで歩きます
イメージ 1


  さて、先日までのプロフィール写真下記2枚目の謎の若き女性のことですが、龍安寺を出て、嵯峨野の
  化野念仏寺に行こうと嵐電の「龍安寺駅」まで歩き、乗りました
  車内でその外国の若き女性と中年女性3人組が目の前で行先と嵐電の料金について話しをしていたけど、
  日本語が理解出来ない様子なのに、それでも日本語で手ぶり身振りで必死に教えていました
  日本人は優しいと海外の方々は言いますが、やっぱり、こういうことも良い印象を受けるんでしょうね

  どうやら、嵐山に行きたいという感じで、しかも女性軍は行き先の降りる駅も間違えているようだったので、
  「自分も嵐山方面に行くけど、嵐山駅に行くには帷子ノ辻駅嵐山本線に乗り換えるんですよ」というと
  「私たちは次の撮影所前駅で降りるので後はよろしくね」と彼女を押し付けられてしまいました(笑)

  そんな訳で「自分が案内するからついて来てね」英語でというと「お願いします」と英語で返って来ました
  あ~英語で通じるんだと思ってそれからは拙い英語で話しました
  「お国はどこですか?」と聞くと「トルコ」でした
  自分も逆に「どこから来たんですか?」と聞かれ、「GIFU」と返事・・・悲しくも両手を広げられました(笑)
  名古屋も分からないというので、仕方がないのでスマホで日本地図を出して説明しました
  「嵐山のどこへ行きたい?」と聞くと「バンブー」と言ったのを「バンジー」と聞き間違えて、嵐山にそんな所が
  あったのかなぁと少々頭が混乱・・・結局、竹林の小径へ行きたかったのでした
  そんなやり取りを傍で聞いていた埼玉県桶川市から来たという若い一人旅の女性も参戦(笑)
  「でも、私、英語話せない」と言いながら、地図を見ながら女同士で話しをしていました

  嵐山駅に着き、嵐電は後払いなので、彼女の分まで持って上げました
  正確に分かるように駅にある観光案内所へ行き、英語の案内パンフで説明してくれました
  そこを出たところで、埼玉の彼女とは「私はこれで」とお別れ

  暑かったので、駅を出たところにある店でマンゴーアイスを2つ購入し、それを食べつつ、ベンチで休憩
  こういう異国の方との機会は余りないので、目の前に座っていた女性にカメラを渡し、記念写真(笑)

  その後、彼女の行きたかった「竹林の小径」入口まで連れて行って、
  「Well then goodbye here Have a nice trip」と言うと「えっ!!ここでお別れ?」そんな困惑した表情でしたが
  理解したのか、握手を求められ、「Thanks a lot Have a nice day !」と諦めたようにお別れしました
  後から考えると「竹林の小径」ぐらい付き合って上げても良かったのかなと少し後悔しました
  名前も聞かなかったので、名前も知らない異国人同士のほんの1時間の一期一会の出会いでした

  最後に「彼女と一線を超えてません 恋人手繋ぎもしてません」
  失礼しました・・・何かと話題の、このフレーズを一度使ってみたかっただけです(爆)

  かつて、会議、宴会、団体の引率などの幹事役やボランティアの歴史・観光案内の経験が多々あるので、
  自分で言うのも変ですが、こうしたことは海外の人であろうが誰であれ、自分にとって特別なことではなく、
  自然に出来る人なので、少しは自分なりの”おもてなし”が出来たのかなと思っています



          後から、写真を見ていたら、龍安寺駅で彼女が写っていました
          顔だけしか見ていなかったけど、後姿を見ると結構ボリュームのある女性ですね
イメージ 2


イメージ 12


イメージ 3



「京都嵐山オルゴール博物館」
イメージ 4
     
    予定になかったのですが、一度も入ったことが無く、目の前を通ったので寄ってみました
    確認したところ、ここは入口までは写真OKでしたが、内部は写真禁止でした
    ヨーロッパの貴重なアンティークオルゴールやオートマタ(西洋からくり人形)のコレクションを展示
    している博物館です
    世界一のオルゴールメーカー・スイス「リュージュ社」の創業者で、世界有数のオルゴール収集家でも
    あった、ギド・リュージュ氏のコレクションを引き継ぎ、約2000点の収蔵品の中から約150点を厳選し       
    随時、時期によって入れ替えながら展示・演奏、説明を行っています
    どれも他ではなかなか観れないオルゴールばかりで、お勧め出来る素晴らしい博物館でした       
イメージ 5


イメージ 7


イメージ 8


イメージ 6


イメージ 9


イメージ 10


イメージ 11


     大抵の方は竹林の小径を通り、嵯峨野へ歩きますが、混雑していたので直接ここへ出てみました
     この道を真っ直ぐ行く(左隅)と紅葉で有名な「常寂光寺」があります・・・今秋に行くかもです
イメージ 13



イメージ 14


「土佐四天王像」
         幕末に活躍した土佐藩藩士のうち「土佐四天王」と称される坂本龍馬中岡慎太郎
         武市瑞山吉村寅太郎の像が嵯峨野にあります
         かつては四条河原町高瀬川沿いの旧土佐藩邸役宅址にあった
イメージ 15


人力車が止まっているところが「嵯峨天皇皇女 有智子内親王墓」、右側の茅葺きの建物が「落柿舎」
イメージ 16


嵯峨天皇皇女 有智子内親王墓」
イメージ 17


「落柿舎(らくししゃ)」
    江戸時代の俳人向井去来が住んだ草庵の跡地です
    去来はかの松尾芭蕉の弟子で、芭蕉も3度ここを訪れ、『嵯峨日記』を残しました
    現在の建物は去来が住んでいたときのものではなく、江戸中期に再建されたものです
    落柿舎の由来は、敷地に40本もの柿の木があり、前の日に柿を売る約束をしていたのに夜のうちに
    台風で全部落ちてしまったこに由来します
    俳句をやられる方にとって、ここは欠かせないスポットだそうです
イメージ 18



イメージ 19



イメージ 20



イメージ 21



イメージ 22



イメージ 23



イメージ 24



イメージ 25



イメージ 26



イメージ 27



イメージ 28



イメージ 29



イメージ 30



イメージ 31


                   芭蕉の句碑~「五月雨や色帋へぎたる壁の跡」
イメージ 32



イメージ 33



イメージ 34



イメージ 35



イメージ 36



イメージ 37



イメージ 40




俳人供養のために建立された「俳人塔」
イメージ 38



イメージ 39


敷地内には句碑がたくさんあります
イメージ 41



イメージ 42



イメージ 43



イメージ 44



イメージ 45