”白雲座歌舞伎”~子供歌舞伎・絵本太功記十段目を観る



     3番目は子供たちによる歌舞伎で「絵本太功記十段目 尼ケ崎閑居の場」です
     小学6年生7名、5年生2名の計9名で演じています

     ”太閤記”が”太功記”と「功」の字が違いますが、これは江戸時代には歴史上の本や人物を実名で
     語ることは避けられていたため、名をもじった人物たちが登場します

     「太閤記」の主人公は勝者の豊臣秀吉ですが、「太功記」の主人公は敗者である明智光秀です
     この「太功記」はその光秀が本能寺の変織田信長を討ってから、天王山の合戦で秀吉に破れて
     滅ぼされるまでの、いわゆる光秀の「三日天下」を題材にして、「川角太閤記」や「絵本太閤記」から
     多くの逸話をとり、先行する「三日太平記」を下敷きとして書かれたものです

     全段通じての山場は十段目「尼ヶ崎の段」です
     逆賊の汚名を着ることになった光秀が、誤って自らの手で母親を刺し殺してしまい、そこに戦場で
     深手を負った息子が戻ってきて、味方の敗北を伝え息絶えるという、悲壮感が追い打ちをかける
     ような名場面
     歌舞伎では初演以後は専らこの十段目のみが上演されるようになり、「太功記」といえば「十段目」
     だったので、やがて本作のことを「太十(たいじゅう)」と通称するようにもなったそうです

                        ※興味のある方は拡大して見て下さい


                        「絵本太功記十段目 尼ケ崎閑居の場」


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                      ご祝儀の熨斗が張り出されています
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             初日でもこれだけ張り出されて、翌日には大変なことになっていそうですね
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                     ドンドン、熨斗の数が増えてい行きます
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                                        受付で紙をいただいて、結びは綺麗じゃないですが
                   おひねりを財布にあった小銭(1500円分)作りました
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                 いよいよ、”子供歌舞伎・絵本太功記十段目”が始まります

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                       「前半部は十次郎と初菊の恋模様」
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                         「武智十次郎光義(光秀の子)」
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                            「初菊(十次郎の許嫁)」
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                        武智十次郎光義と初菊の祝言の杯の場

                              「操(光秀の妻)」
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                             「皐月(光秀の母)」  
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                                                        僧侶に化けた秀吉という設定
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